コンクリートと古材の絶妙な組み合わせ
2014年12月07日 | リノベーション
石川県金沢市にある築41年のマンションが大きく変わった。
入居を決めたのは美容師で「自分で作った家具を置いてインテリアをアレンジしたい。手作りの家具が馴染むような素材感のある空間で、他にはない部屋だと思った」と、即決した。
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元々は、和室3部屋の3DK(52.34㎡)だったが、天井や壁を取り除いたスケルトンにし、ダイニングキッチンの床はモルタル、リビングと寝室の床はフローリングと、素材を分けて二つの空間を生み出した。
既存の壁はなくなったが、ダイニングとリビングの間の一部にはOSBボードを設置。
ゆるやかに両スペースを間仕切るほか、収納棚や飾り棚としても使える可動式の棚を取り付けている。
むき出しのコンクリートの場合、無機質な雰囲気になりがちだが、この部屋では木の古材を活用し、あたたかみをプラスしている。
リビング横にあるオープン収納の前には古材を格子状に取り付けた。
こうしたコンクリートと木の組み合わせが好評だった。
家賃は3万5000円から、4万8000円にアップして成約した。