昭和の老朽マンションが海外のリゾートホテル風に
2014年12月28日 | リノベーション
リサ・インターナショナル(大阪府大阪市)の梶本莉佐社長がプロデュースするプール・トゥジュールシリーズは「いつまでも永遠に。新しい価値の創造。」をコンセプトとした、まるで海外のリゾートホテルのような品格漂う賃貸マンションである。
そしてこの度、梅田・芦屋に続く同シリーズの第3弾として、豊崎にある築42年の北淀宝ハイツ第一(大阪府大阪市)が、大規模リノベーションにより、プール・トゥジュールブランとして生まれ変わった。
「必要があれば投資を惜しまず、細部まで徹底的にリノベーションをすることで、どんなに古い建物であっても新品同様に美しくなり、また利回りにおいても新品のそれに引けを取らなくなります」(梶本社長)。
一度すべてをスケルトンの状態にしてから外壁、エントランス、水回りなどの工事を施工しており、総工費は約1億6000万円。
マンションの顔となるエントランスは、インターデザイン(大阪府大阪市)の小寺源太郎氏が担当した。
3段ある階段に導かれ、眩いばかりの白い建物に足を踏み入れると、床にはオリジナルタイルが敷かれ、壁にはデザイン照明が飾られている。
部屋は1LDKと2DKのタイプがあり、どの部屋にも収納に便利なシューズクローゼットやウォークインクローゼットが設置されており、また近頃注目を浴びる書斎のようなプライベートルームもある。
設備面では温水洗浄便座や使い勝手の良い大きな化粧台・脱衣所、1216型のバス、最新の空調機、三口コンロ付きキッチンなど。
1年前には空室20戸、家賃4万6000円だった同物件。
今回、リノベーションを施したことにより物件の家賃の基準値を8万6000円に見直し、今後満室経営を目指す。