青いタイルと木の素材が新婚夫婦に好感
2015年02月07日 | リノベーション
JR神戸線朝霧駅よりバスで10分。
静かな住宅街に佇む築45年のRC造5階建てマンション神陵台厚生年金住宅の一室がジー・フラット(兵庫県神戸市)のリノベーションにより生まれ変わった。
同社のテーマは、「誰が見ても雰囲気のいい空間に、少しだけポイントを持たせる部屋作り」。
「特定の誰かにターゲットを絞るのではなく、部屋を見た人が「ここに住みたい」と思うような、入居者に選ばれる部屋を常に意識しています」と、鈴木美穂社長は語る。
今回の物件も、「キレイ」や「新しい」だけを追求したり、コストの高い特別な素材を使用するのではなく、見える景色と入ってくる光に合わせた色バランスを考慮し、そこにあるものをそのまま使うことで「他と何か違ういい感じ」を演出しているという。
今回特に手を加えたのは、キッチンや浴室、給湯器などの水回り。
なかでも浴室はバランス釜からユニットバスに入れ換える工事を行った。
その他、壁にモザイク状に青いタイルを敷き詰めたり、光が当たると柔らかい表情を出す木材を使用した。
総工費はおよそ350万円。
元々4万円だった家賃を1万5000円アップの、5万5000円にし、取引のある賃貸不動産などで募集したところ、写真を見た内覧希望の新婚が即入居を決めたという。