家賃債務保証開始

不動産事業を展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は、家賃滞納があった際に、家主や不動産会社に対して賃料を立替払いする家賃債務保証サービスを1日より開始した。幅広い入居者の受け入れにより、入居率の向上を狙う。
同サービスは、入居者が支払うべき賃料などを家主に立て替え払いすることで、連帯保証人不要で賃貸借契約を進めることができる。職業・国籍・年齢などの制限がないため、スムーズな入居が可能となる。ただし、希望者全員が入居できるわけではなく、同社独自の審査基準により、入居者属性を把握した上でのサービスとなる。
物件提供を行う家主や管理会社には、個人保証の不安解消や、滞納リスクの軽減が期待でき、安定したキャッシュフローが見込める。
保証対象は居住用・事業用の物件で、保証限度額は月額賃料などの24カ月分。月額賃料、明け渡し訴訟費用、原状回復費用、更新料までをカバーする。賃貸借契約終了日まで保証し、契約時に賃料の60%、月額で賃料の1%の料金で利用できる。


まずは16店舗の直営店での管理物件や自社保有物件を中心に提供を開始し、今後は加盟店へのサービス展開なども随時進めていく予定。
広報担当者は「同サービスにより、顧客満足度を上げることで加盟店舗の拡大も見込んでいる」と話す。
2020年に施行される改正民法において、保証極度額の契約書記載が規定されたことにより、賃貸借契約における連帯保証人制度利用の低下が見込まれている。
また、11月27日に衆院本会議で可決となった『入管法改正案』により、外国人労働者の受け入れが広がる。こうした中で、家賃債務保証サービスの利用需要の高まりが予想される。

関連記事