賃貸管理・仲介を行うヤマモト地所は、大規模修繕の提案を繰り返し行うことで、受注を獲得している。外壁塗装のタイミングで共用部の設備の新設を提案。外壁と設備の色味に統一感を持たせるなど、物件のブランディングにつながるような助言を行い、管理物件の価値向上を図る。
外壁塗装に合わせ、設備導入
同社の商圏は高知県四万十市。全従業員は20人で、大規模修繕の提案は賃貸管理事業を統括しているマネージャー1人が担当している。小規模修繕を実施する場合は、社内で施工を担当するスタッフ3人が対応する。管理戸数は792戸(9月15日時点)。管理を受託するオーナーは65人で、地主系が約8割、投資家系が約2割だ。
