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借り上げ賃料未払いのまま音信不通

12月分の集金家賃は未送金
兵庫県姫路市でアパマンショップを運営する日本住宅サービス(兵庫県姫路市)が、管理契約を交わす家主に昨年12月分の集金家賃を送金しないまま店舗を閉鎖している。
12月25日に閉められたシャッターは正月が明けた今も開かない。
保証会社などの取引先も一切連絡を受けておらず、社長の橋中雅朋氏の消息は途絶えたままだ。
現地で関係者から話を聞いた。(11面に関連記事)
「夏頃から集金家賃の送金が遅れていた管理会社が、クリスマスに店舗を閉め連絡が取れなくなっている」。
昨年末、姫路に住むAオーナーから届いた情報をもとに、本紙編集部は複数の関係者を取材した。
「11月から入金が遅れるようになり、12月分は今なお振り込まれていない。連絡も一切ない」。
こう話すのは、日本住宅サービスとサブリース契約するBオーナーだ。
11月まで家賃は滞りなく振り込まれていたという。
「自分はまだいい方。中にはもっと前から入金がないオーナーもいるようだ」(Bオーナー)。
家賃集金業務を同社から受託していた家賃債務保証のアペックス(兵庫県姫路市)は、昨年10月、入居者とオーナー双方からたて続けにクレームを受けた。
入居者からは「振込先が別会社に変わるという案内が届いたがどういうことか」と問われ、家主からは「『アペックスが家賃を送金しないから、11月分の家賃を払えない』と日本住宅サービスがいっている」と詰め寄られたという。
「きちんと家賃相当額を支払っていた。集金業務が打ち切られる話は寝耳に水だった。橋中社長に説明を求めると『何も知らない』と返された。直後に契約物件のすべての入居者に支払先変更の通知が届いていたことが分かった」(栗田政雄会長)。
日本住宅サービスの行動に不信感を抱いた同社は、10月15日に11月分の家賃を送金したのを最後に契約を解消した。
橋中社長は和歌山と岡山の賃貸管理会社を経て、姫路で日本住宅サービスを創業した。
管理戸数は公表していなかったが、積極的なサブリース営業をしていたようだ。
同業者や取引先などの見解は、おおむね4500戸で一致している。
一定規模の管理会社ではあったものの内情は火の車だったようで、入居者から得る家賃収入よりも家主に支払う家賃の方が多い、逆ザヤを懸念する声は以前からあった。
5年ほど前にも、サブリース物件が数千戸規模で一気に解約になったと地元で噂になったようだ。
同社元社員によれば「全体の収支が合えば、逆ザヤ物件があっても構わないという方針だった。店舗展開も積極的に行っていた時期がありましたが、すぐに経営に行き詰まりたたんだ店も多い」と、当時を振り返った。

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