築59年の風呂なしアパート再生

昭和の雰囲気残るシェアハウスにリノベーション
「東京R不動産」を運営するスピーク(東京都渋谷区)は、築59年の風呂なしアパートをシェアハウスに改装した「龍宮城アパートメント」の入居募集を開始した。
京急電鉄「平和島駅」から徒歩5分ほどの場所に立つ1958年に建てられた木造2階建て。
4.3畳から9.3畳の広さの部屋が12室あり、各部屋ミニキッチンだけがついていた。
トイレは共同で、風呂なしの昭和の雰囲気が色濃く残っていた。
レトロな雰囲気を残しつつ、共用のダイニングキッチンと水回りを設けた10室のシェアハウスへと再生した。
「古い建物を古いままにしては駄目で、すべてが新しくても意味がない。時間の奥行きを重視して、リノベーションした」と設計を担当した宮部浩幸役員は話す。
各個室に設置されていたミニキッチンを洗面台に変更した昭和風情が残る個室と、新しいダイニングキッチンでの暮らしは「文化住宅プラス」というイメージだという。
同リノベーションでは、既存を活かすことで内装へのコストを抑えつつ、耐震補強や断熱材、設備等、建物性能を向上させる工事にコストを割いた。
建物を残したいというオーナーの思いを大切にし、昭和から平成へと引き継がれる共同生活の場を目指した。
なお、家賃は4万8000円~7万8500円。

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