23区賃料 6年連続で上昇傾向維持

20万円以上の物件は約半数が増額
不動産マーケティングのスタイルアクト(東京都中央区)は17日、今年4~6月期の賃料が上昇しているとの調査結果を発表した。
賃料20万円以上の高額物件は0.7%上昇し、20万円未満の物件は0.2%の下落となった。
同社によると「経年で1年ごとに1%下がるため、0.2%の下降ならば実質的にプラス」だという。
対象は東京23区内の賃貸物件だ。
ポータルサイトに掲載する空室物件のデータなどを基に同社が整理し、2年前の同一物件の賃料との変化をまとめた。
同社は全国約400万件の賃貸物件データを保有しており、今回の調査では23区内の物件で賃料の変化があった5万8198戸のみを集計した。
増額した物件は賃料20万円以上で全体の46.5%、20万円未満は29.2%、2010年から6年連続で増加傾向を維持した。
今年6月には不動産調査のタス(東京都中央区)の調査で、23区の木造・軽量鉄骨物件の空室率が33.68%に上っていることが明らかになったが、その一方で賃料は上昇を続けている。
スタイルアクトは「空室率の急増は短期的な動きであるため、賃料への影響はまだないのでは」としている。

関連記事