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クラウドファンディング市場は急拡大

インターネット上で事業や企業への出資を募るクラウドファンディングの市場は急拡大している。矢野経済研究所が2016年8月に発表した統計では、12年度の71億6100万円から16年度には477億8700万円と、6倍以上になる見込みだ。
不動産事業者を対象にした案件では、貸付型と呼ばれるビジネスはすでに始まっている。プロジェクトに資金を貸付、その利息を投資家に分配。maneoやロードスターキャピタル、ラッキーバンク・インベストメントなど各社が会員数を伸ばす。
一方、不動産を対象にしてインターネットで募集を行い、事業収益を投資家に分配する「投資型」を手掛けられる事業者は狭義ではまだ存在していない。日本で第一号事業者を目指し準備を進めるロードスターキャピタル広報担当の鈴木英玲奈氏は「投資型商品の提供を開始するためには、投資運用業と電子申込型募集取扱業の2つの登録を受けることが必須条件になる。これは日本で初めての試みのため、金融当局と綿密な協議をしているところ。関係省庁も慎重」と話す。国は不動産特定共同事業法を改正。地方の小規模な事業者の参入も進める。国土交通省の目標数値では、20年までに約800社が新たに参入するとし、市場はさらに広がるだろう。

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