地場不動産会社の街づくり語る

尚建(東京都文京区)徳山明社長と守屋商会(東京都府中市)槇ヶ垰俊一氏が主催する『地域で働く不動産屋さんによる情報交換会(通称:ジバコー)』は16日、第15回となる勉強会を実施した。当日は39人が参加した。今回のテーマは『街の不動産屋さんによる街づくり』だった。
メーンスピーカーは2人。1人目は主催者である徳山社長が不動産を通じて「人のやりたいことをかなえる」を手掛けてきたこれまでのプロジェクトを紹介した。東京の下町・谷中商店街の築古店舗を借り上げてつくった「Things.YANAKA」のオーナー菅完治氏を紹介し、その後自身がどのようにプロジェクト化したのかを発表。
さらにアパートを改装してホテルにした「hanare」ではオーナーとホテル事業者、両者にとって資金的にも法的にもクリアにした方法を提案したことやカフェを開きたいという主婦の相談に対応し、オープンをサポートしたこと、店舗を移転しなくてはいけなかった洋食店の移転に伴う費用等をクラウドファンディングで集めてオープンした話などをした。


もう1人のメーンスピーカーは元コスモスライフ社長の入村道夫氏。「にんげん・ゆめ・しあわせ・こころ」をテーマにこれまでリクルートグループの役員を歴任してきた経営者として大切にしてきたことを話した。「利益=Σ(お客様ご満足)―Σ(お客様のご不満)」と説明し、顧客満足度はどのくらい「ありがとう」をもらえるかがビジネスの根幹と自身の考えを披露した。
永幸不動産(東京都豊島区)の森下智樹社長も最近注力している空室対策を発表した。
参加者は不動産会社社長や社員、家主。多くが「心に響く会だった」と異口同音に話した。

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