花粉対策できる塗料開発

関西ペイント(大阪市)は花粉対策できる内装用塗料『ハイドロフレッシュ』をDR.C医薬(東京都新宿区)と共同で開発した。
4月1日から販売を開始する。
ハイドロ銀チタンを用いることにより、強い光が当たらなくても花粉やダニ、ハウスダストなど塗膜に付着したタンパク質を吸着分解し、効能を発揮する。
タンパク質は最終的に蒸発し、水蒸気になる業界初の塗料だ。


刷毛やローラーを用いて、一度塗りで壁紙や塗装面に直接塗装できる。
長年貼ったままの壁紙でもクリーニングしてから塗布すれば効果を発揮するという。適用箇所は玄関やリビング、共有スペースの壁など。
薄く白濁しているため、カラーや柄の壁紙などには適さない。
石野博社長は「アフリカにおいて虫よけ対策の塗料を販売しており、国内においても消臭、抗菌作用のある漆喰塗料を展開してきた。
当製品は花粉やハウスダストなどを低減する塗料として、快適な空間を創りたい」と話す。
同製品は4kgで1万2000円(税別)。効果は10年ほど。年間1億円を見込む。
子会社のカンペハピオを通してホームセンターやインターネットでの販売も検討している。
国内の内装市場は壁紙に比べて10分の1ほどと押されている状況だ。室内など塗装のエリアを創出し、市場を狙いたい考え。
共同開発したDR.C医薬は大手繊維、服飾メーカーとタオルやスーツなど花粉対策の商材を開発している。

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