大和証券、サ高住運営会社M&A

大和証券グループ本社(以下、大和証券‥東京都千代田区)は3月25日、高齢者向け住宅を保有・運営するオリックス・リビング(以下、オリックスL:東京都港区)のM&Aを発表した。
オリックス(同)からオリックスLの全株式を取得し、完全子会社化した。
取得額は非開示。
オリックスLは首都圏や関西圏を中心に、有料老人ホーム『グッドタイムリビング』29棟と高齢者向け賃貸住宅『プラテシア』3棟、計32棟2726戸を運営する。
大和証券によるオリックスL子会社化の狙いは大きく2つ。


1つ目は、既存の高齢者顧客やその家族に対し、グループで住まいを紹介し顧客接点を増やしていくこと。
2つ目は、オリックスLの所有する住宅をREIT(リート:不動産投資信託)に組み込むなど証券化も視野に入れ、グループでアセットマネジメントを行う不動産の運用規模を拡大すること。
大和証券は高齢化が進む日本のマーケットを踏まえ、2014年に日本初のヘルスケア施設特化型上場REIT日本ヘルスケア投資法人を組成。
高齢者向け住宅の証券化にいち早く取り組んでおり、今回のM&Aで資産運用ビジネスを加速する。
大和証券の広報担当者は「まずはオリックスLの円滑な承継とバリューアップを行う。
他の高齢者住宅の運営オペレーター企業のM&Aについては検討を排除するものではない」と話した。

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