ジューシィ出版を子会社化

 大東建託グループで賃貸仲介事業を行うハウスコム(東京都港区)は、不動産情報サイトの運営などを手掛けるジューシィ出版(同)を子会社化した。4月26日開催の取締役会で株式の取得について決議。5月1日には譲渡に伴い、ジューシィ出版の社名をハウスコムテクノロジーズに変更した。
 ハウスコムが4年前から取り組んでいる賃貸仲介事業におけるIT技術活用推進の一環。オンラインやVRでの内見、IT重説に加え、人工知能のチャットで24時間部屋探しができる仕組みなどを構築してきた。また店舗や地域の情報や魅力を紹介するインスタグラムや動画配信、オウンドメディアの運用も手掛けてきた。


 不動産情報サイトの運営や、各種不動産ポータルサイトへの広告出稿代理業を主軸とするジューシィ出版を子会社化することで、相互の強みを生かした事業の拡大に期待している。具体的には、住まいに関する情報提供のメディアを多角化することで消費者との接点を増やすこと。サイト上に掲載されている不動産の情報やサイトにアクセスする消費者の導線を解析することで、マーケティングに生かしたい考えだ。
 同社は「当社は年間約7万6000件の賃貸仲介成約実績を持つ。サイト上の募集データと成約データを掛け合わせることで、より有効なビッグデータとして活用の幅が広がってくる。子会社化による相乗効果を期待したい」と語った。

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