リビングを33㎡に拡大

4年間賃料下げずに満室維持
大阪府茨木市内に4棟所有する楠木誠司オーナーは、築20年の賃貸マンションを、富裕層の高級賃貸マンションに住む転勤族をターゲットにリノベーション。施工から4年が経過した今でも、家賃を下げずに満室稼働を続けている。
物件は阪急京都線「茨木市」駅徒歩5分の場所に立つRC造5階建て、全20戸の『ベルドミール双葉』。梅田駅まで約15分とアクセスも良く、市内で働くファミリー世帯のベッドタウンとして人気が高い。周辺には新築の分譲や賃貸マンションが次々と竣工し、同物件は家賃の下落が続いていた。5室空きがある状態で売りに出されていたため、楠木オーナーが買い取り、エントランスと室内を改修。分譲マンションにも負けない設備とデザインで、家賃アップを狙った。


66㎡で3LDKの間取りと、駅から徒歩5分という立地の良さから、ターゲットはファミリー世帯に絞った。
改修の一番のポイントはエントランス部分。以前は植栽の手入れがされておらず、物件の正面部分に各戸のゴミが乱雑に置かれている状態だった。そこで、外観から高級感を出すために、エントランスのアプローチに石畳のタイルを敷いた。また、コンクリートで造られた噴水を設置。夜にはLED照明でライトアップするため、美しい空間を演出している。
また、テレビカメラ付きインターフォンやチェーンゲート付きの駐車場、非常時に使用する防災備蓄倉庫も完備しており、ファミリー層が求めるセキュリティーを充実させた。室内はそれぞれ独立した3LDKだったが、リビングと洋室の間を3連扉とすることで、約33㎡の広々とした2LDKとしても使用できる。システムキッチンや浴室乾燥機などの水回りは全て刷新した。
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入居を決めたのは30代のファミリー層。一般的な賃貸物件ではなく、高級感のある設備や外観が入居の決め手となった。家賃は11万円から14万円と3万円アップ。施工費用はひと室につき約300万円だった。

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