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「ハイスペック」求むシングル層を取り込む

30年後の競争力を見据えた50㎡の1LDK
30~40代で年収500万~600万円のシングル層を対象にした物件のデザイン企画、経営コンサルティングなどを手掛けているのがS&T(エスアンドティ、埼玉県蕨市)である。
ターゲットのニーズにマッチするコンセプトで、30年後でも賃料が下がらない物件を目指す。
昨年3月に完成した「GRAN COURT」(グランコート、埼玉県蕨市)はJR京浜東北線「蕨」駅から徒歩8分、重量鉄骨造3階建てで全17戸。
賃料は1LDKで8万4000円から。
大原正彦社長は「年収500万円以上の層は生活に余裕があり、賃貸物件に求めるレベルもそれなりに高い。現在市場にある3点ユニットやミニキッチンの物件では不十分であり、もっとハイスペックな住宅が受ける」と狙いを話した。
行き着いたのが、約45~55㎡の1LDKだ。
室内はダークブラウンや白でまとめ、高級感のある大人の雰囲気に仕上げた。
インナーバルコニーでプライベート感を出し、間接照明などで洗練された雰囲気を作り出した。
完成後、シングル層に加えて、同程度の年収の新婚夫婦で即満室になった。

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