不動産業に金融改革広がる

マネーフォワードが連携
物件情報サイトを運営するネクスト(東京都品川区)は15日、自動家計簿サービスを展開するマネーフォワード(東京都港区)と連携して物件価格を会計サービスに連動させた。
ネクストが運営する仲介サイトHOME’S上で公開しているマンション価格は市場動向などにより常に変動するが、それがマネーフォワード上でもリアルタイムに反映される。
利用者は保有する物件や周辺のマンションなど、今後購入を検討する物件の参考価格をサイトやアプリ上で簡単に把握できるようになる。
ユーザーに資産運用の参考とさせるのが狙いだ。
不動産業界でも金融とITを融合したFintech(フィンテック)を活用する事例が急速に増えている。
収益不動産のインベスターズクラウド(東京都港区)は今年4月に、物件を保有するオーナー向けに自動で確定申告書を作成するシステムの提供を開始した。
また、2月には加和太建設(静岡県三島市)は保有する物件の入出金を管理するシステムの提供をはじめている。
両社に共通するのが、個人の日々の資産をクラウド上で把握する家計簿サービスの存在だ。
日常的な資金にまつわる情報を一元管理できるため、活用が広がっている。
マネーフォワードは地方銀行など金融機関をはじめとし、さまざまな業態と業務提携を実施しているが、今年に入ってから現在までに不動産絡みの提携は3件と相次いでいる。

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