スマートスピーカーで入居者対応

コールセンター運営のプレステージインターナショナル(以下、PI:東京都千代田区)は17日、賃貸住宅の入居者トラブルにスマートスピーカーが対応するサービスの提供開始を発表した。実際の運用は3月から。
同社は、賃貸住宅や分譲マンションでの入居トラブルに対し、コールセンターの受け付けから駆けつけスタッフの手配までを一貫で提供する『ホームアシスト事業』を行い、2016年度で約405万戸の利用実績を上げている。そのうち、約6割が賃貸住宅での利用。
今回の新サービスでは、例えば設備が故障した場合に、設置したスマートスピーカーに故障の状況を伝え、スピーカーの質問に答えていくと、故障の解決方法の提示や、駆けつけスタッフの手配までを音声で行う。
PIがこれまで集積してきたコールセンターの対応を図式化しAI(人工知能)に学習させたことで、スピーカーから入ってきた情報をAIが分析し、対応策を絞るための質問を自動で出していく。駆けつけの手配が必要な場合は、駆けつけスタッフ複数人に案件についての情報を送り、最短で対応できるスタッフに依頼する仕組み。


AIの学習外の内容についてはコールセンターにつなげる。西沢久雄執行役員は「早ければ、数分で駆けつけスタッフの手配ができるため、入居者の満足度が高まる。管理会社への情報共有はシステムにログインすれば確認できるが、今後はスマートフォン上にメッセージを送る方法も要望があれば対応する」と語った。
初年度の導入社数は10社を予定する。料金は企業ごとにカスタマイズするため要相談。

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