契約時の保険料を負担

ベトナムに駐在する日本人への仲介事業を行うベトナムハウス(ベトナム・ホーチミン市)は、1月1日から日系大手保険会社と提携して住宅保険自動付保サービスを開始した。同社の仲介でコンドミニアムやサービスアパートなどを成約した入居者全員に、住宅保険を無償で自動的に付ける。同時に礼金や仲介手数料、更新料を完全無料化し、利用しやすいサービスとして顧客増加を狙う。
ベトナムでは借主を守るための住宅保険や火災保険への加入は義務化されておらず、損害や事故に対してリスクが高いという。今回のサービスでは同社が保険料を全額負担し、火災や水漏れ、盗難といった借主の損害、貸主や第三者への損害賠償などを補償する。万一の際にも保険が使えるため、日本の駐在員が安心して生活できる環境を提供する。
同時に手数料の完全無料化を実施。もともとベトナムの現地仲介会社では貸主からのみ報酬を得ることが基本だという。日系仲介会社では借主からも報酬を得るケースが多いが、同社は住宅保険サービスの自動付保と手数料無料化により仲介件数を増やしていく方針だ。今回のサービスを営業ツールとして、大企業への営業も今後積極的に行っていく。


ベトナムハウスは2011年創業。17日時点のウェブサイト掲載物件は2819件で、ホーチミン市で最大級の不動産仲介会社となっている。日本や英語圏の顧客に住宅・オフィスを仲介し、日本人スタッフが案内から退去までサポート。生活周りのさまざまなオプションサービスも提供してきた。

関連記事