省スペースシャワーブース好調

住宅設備機器・建築資材の通信販売を手掛けるサンワカンパニー(大阪市)は2027年までに売上高1000億円あるいは営業利益100億円のいずれかの達成を目標に掲げる。
11月28日に発表した18年9月通期の売上高は93億円で、上場した13年9月期の53億円から5年間連続で伸長。
山根太郎社長は「十分に達成可能な目標であり、成長ペースをさらに速めたい」とし、賃貸住宅の分野でも売り上げ拡大を図る。
洗面やキッチン、タイル、ウッドデッキなど幅広い商品を扱い、製造から小売りまで一貫して手掛けるSPA(製造小売業方式)によるプライベートブランド(PB)が売上高の8割。
「シンプルモダン」「ミニマム」が特徴という。山根社長は、「どんな空間にも合うコンセプト。
賃貸住宅向けにおいても、限られた居住空間をいかに広く見せるか、そのソリューションを提供するのがわれわれのミッションだ」とする。
前年度の商品カテゴリー別売上高では洗面カテゴリーが前年比14・2%増。省スペース設計にリニューアルしたシャワーブースの売れ行きも好調だった。


約6000点の商品をラインナップし、「一つ一つは規格品だが、組み合わせは無数。
規格品でコストを抑えつつ、できる限りユーザーのニーズに応え、好きなように選べるアイテムを展開していく」。自社製造による高いデザイン性で他社との差別化を図る商品開発も進めていく。
住宅設備機器の販売だけでなく、同社が施主や設計事務所、施工会社と共に物件の企画・設計から設備・建材のコーディネートまでプロデュースするサービスの『OPSS(オプス)』、重量鉄骨造のモジュラー建築『CLASCO(クラスコ)』など空間提案事業も拡大していく方針だ。

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