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企業研究vol.002 Good不動産 牧野修司 社長

ITテクノロジーの導入によって業務効率化を推進しているGood不動産(福岡市)は、入居募集支援システム『GoWeb!(ゴーウェブ)』やオーナー向けアプリなど自社オリジナルのシステムを開発、活用してきた。
7年間で管理戸数を約8000戸増加させた一方で、福岡の管理部門の正社員は2人しか増員していない。
システムを駆使し、パートでも管理業務がこなせる体制を構築しているからだ。
「これまでの枠にとらわれないイノベーションを起こしたい」と語る牧野修司社長に現在の取り組みを取材した。

電話やFAXが10分の1に減少

―管理物件のリーシング業務においてペーパレス化が進んでいるようですね。
牧野 2011年から改良を重ねてきた自社オリジナルの入居募集支援システム『GoWeb!(ゴーウェブ)』によって、他社仲介店舗からの電話やFAXが激減しています。

―どのようなシステムですか。
牧野 他社仲介店舗がシステム上で当社管理物件の空室状況の確認、内見予約、入居申込書や契約書のダウンロードができます。これまでFAXや電話で行っていたやり取りがシステム上で完結します。当社が休業日でもリアルタイムの状況を確認できるため、仲介店舗にとっても利便性が高く好評です。導入前の繁忙期は1日500件の物件確認の電話がありましたが、今は1日100~150件程度です。

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▲定期的に社員研修を行っている

―3分の1以下ですか。
牧野 導入前に比べ管理戸数が増えている分を加味すると10分の1程度だと思います。電話を受けてもシステムを確認すれば誰でも状況が分かるので、今はパートスタッフが対応しているため社員が他の仕事に専念できる環境が整っています。

―ただ、仲介店舗からの問い合わせが減っただけで、人員増加せずに管理戸数を増やせるものでしょうか。
牧野 仲介店舗が成約した後に顧客データを同システムに入力すると、その情報が自動的に家賃債務保証会社や火災保険会社、インターネットの取次店や入居後のアフターフォローを行うコールセンターまで自動で共有される機能も備えているのです。審査や契約の進捗状況もシステムを開けば一目瞭然になります。

―そこまでオートメーション化されているのですね。
牧野 さらに事務作業を短縮するために、現在RPAの導入を研究しています。これはAMBITION(アンビション:東京都渋谷区)と共同で取り組んでいるものです。入居募集支援システム『GoWeb!』から基幹システムに、成約した物件や顧客の情報を反映させる作業を省人化させたいと考えています。

(続きは本誌で)

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▲社員旅行での記念写真

【会社概要】
社名:Good不動産
住所:福岡市中央区大名1-14-45
設立:2009年3月
資本金:9000万円
従業員数:89人
管理戸数:1万4400戸
仲介店舗:法人営業部、GoodLife福岡本店、天神店、博多筑紫口店、西新商店街店、天神イムズ店

【会社メモ】
2009年に創業。
設立当初約6000戸だった管理戸数をわずか4年で1万戸まで増加させた。
賃貸管理・仲介にとどまらず、マンションや戸建て賃貸の企画開発、リノベーションやPM管理まで幅広く手掛けている。
今年3月に創業10周年を迎える。

【社長メモ】
牧野 修司社長(44歳) 1974年9月23日生まれの福岡県糸島市出身。
福岡大学工学部卒業。2児の父親。
趣味はゴルフとボディメイクで毎週トレーニングに励む。
写真に写る時はいつも親指を立て「Good」の決めポーズ。

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