古民家を貸しスペースに改装

 不動産仲介を行うハウスプラザ(東京都足立区)は買い取った古民家を改装し、レンタルスペース『むすべや日本橋まどか』として20日から運営を開始した。
 同物件は東京メトロ日比谷線「人形町」駅から徒歩5分の立地。木造亜鉛メッキ銅版葺の2階建で1928年の建築。広さは1階37.19㎡、2階24.79㎡の合計で61.98㎡。今回のレンタルスペースは錦糸町、綾瀬に続き3棟目。
 利用用途として撮影会やパーティー、会議、展示会などを予定している。2018年10月に物件を取得し、半年かけて改装した。同社がレンタルスペース事業に参入した理由は2点ある。1つ目が仲介事業の他に新規事業を作りたかったため。2点目が資産運用を考えているオーナーへの提案ができるよう情報や知識を蓄積するためだ。


 水回りや電気配線、安全性に関わる場所を修繕し、浴室は洋間にリニューアルした。ポイントとして物件そのものの良さを守るため、変えすぎないことに重点を置いた。具体的には黒を基調とし、あえて柱の擦れた感じなどは残した。間接照明を取り入れたほか、撮影に使う場合にエアコンが映り込まないように隠す棚を新設。企画段階においてプロカメラマン10名と建築家によるディスカッションを開催してテスト撮影を行いながら利用者目線で改装をした。
 費用は1時間当たり1500円。1日貸し切りプランは1万9800円からでプライベートや商用などで値段が異なる。プロジェクターや冷蔵庫なども完備している。飲食も可能。 同社の担当者は「都心では珍しい古民家。希少性があり、大切な資産として後世に受け継いでいきたい」とした。

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