自転車が置ける土間を設置

リノベーション事業を行う、とまと館(東京都渋谷区)は築35年の木造アパートに、玄関土間を設置して自転車の利用者向けに改修し、募集後1週間で入居が決まった。賃料は1万5000円増額し7万5000円になった。
物件は京王線『笹塚』駅から徒歩20分の場所に立つ『南台ハイツ』の一室。最寄り駅から遠い立地を克服するため、通勤や通学に自転車を利用する単身者をターゲットに設定した。
玄関部に1.5畳の土間を設けた。自転車を室内で保管できるため、盗難被害や雨風にさらされる心配がない。
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部屋の広さは25㎡で、間取りを1Kから1LDKに変更。ダイニングだけはなくリビングとして活用できるスペースは、寝室と完全に分けることができる。6畳の居室を広く見せるため、収納をダイニングに移設した。居室に食い込むように設置されていた浴室には湿気予防のため、基礎部分に断熱材や炭などを敷いた。
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入居を決めたのは20代の単身女性。1階で最寄駅から遠い条件に関わらず、賃料を1万5000円アップの7万5000円で成約した。同社の大金豊和氏は「自転車が置ける土間が決め手となった」と話す。工事費は450万円だった。

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