京都の町家風に改築

築68年の長屋が12.5万円で成約
大阪を中心に不動産物件の管理・仲介を行うBRUNO不動産(ブルーノ不動産:大阪市)は、築年数68年の長屋を、京町家風にリノベーションした。五右衛門風呂風の浴槽や骨董屋から購入したタンスなど町屋の設備や内装にこだわったことで、12万5000円の賃料で成約した。
建物は大阪市北区『天神橋筋六丁目』駅から徒歩8分の場所に立つ木造2階建ての長屋1戸。物件が売りに出されてから5年以上が経過しており、昨年4月に現オーナーが購入。賃貸物件として使用するため、長屋の構造をそのままにしてフルリノベーションを行った。


新たに2階を造築し、洋室とクローゼットを設けることでワンルームから55㎡の1LDKの間取りに変更した。京町家の雰囲気を感じられるように、設備にもこだわる。5.5㎡の浴室には、信楽焼で作られた五右衛門風呂風の浴槽を設置。追いだき機能も付いている。リビングの掘りこたつは床暖房付きで、歴史を感じる造りの中にも最新機能を取り付けることで、快適な住環境を整えた。
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実際に入居を決めたのは40代の男性。町屋風に作られたデザインが決め手となった。家賃は、周辺にある1LDKの新築物件とほぼ同じ12万5000円。施工費用はフルリノベーションで約1200万円だった。同社の木村模図夫店長は「古民家風のデザインで、他物件と差別化し、ターゲット層を絞った」と話す。

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