民泊施設の運営・管理を行うLDKプロジェクト(大阪市)では、リゾート型サウナ付き貸し別荘「IZA(イザ)」を全国で6施設展開する。リピーターや紹介での集客力が強みで、全予約の約8割を自社で集客している施設もある。
撮影スポットで拡散狙う
IZAは、神奈川県鎌倉市や滋賀県大津市といった観光地周辺で展開する、サウナ付きの宿泊施設だ。同社が土地を購入し、IZAのコンセプトに合わせた設計・建築も手がけている。2022年10月に開業した「IZA oumimaiko」は、琵琶湖近くに立つ、三角屋根が目を引くロッジ風の造りが特徴的だ。サウナのほかにも水風呂、ジャグジー、ハンモックなどの、リラックスすることができる設備を備えている。また、宿泊客がSNSに写真や動画を上げたくなるような見栄えの良いスポットを作ることで、口コミによる認知度向上も狙う。
「旅の宿泊先としてではなく、旅行の目的にIZAが選ばれるような施設を目指している」と生田博之代表は話す。従来の宿泊施設は、予約サイトに掲載された施設の中から選ばれるため、競合が多く価格競争に巻き込まれてしまう。また、立地によっては閑散期と繁忙期の差が大きく収入が不安定になりやすい。IZAが狙うのは、リピーターやSNSでの拡散による集客だ。SNSからIZAの「LINE」公式アカウントへとつなぎ、予約を受け付けることで、予約サイトに頼らず宿泊客の獲得ができるという。
同社では今後、不動産オーナーが所有している別荘や別宅での運用も行っていくという。「空き家同然となっている物件の有効活用策として提案していきたい」と生田社長は話す。
LDKプロジェクト
大阪市
生田博之代表(43)
(2023年10月2日17面に掲載)





