セコムと提携した新商品発売
管理会社の業務代行を行うスマサポ(東京都豊島区)は、不審者が現れた時に入居者の呼び出しに応じてセコム(東京都渋谷区)の緊急対処員が駆けつけるサービスの販売を、8月1日に開始した。
鍵や水回りのトラブルに対応する従来の駆けつけサービスにセキュリティを追加したもので『スマサポクラブ』として売り出す。
これまで、賃貸住宅でセキュリティ会社の駆けつけサービスを利用する場合、入居者が個別の契約を結ぶ必要があったが、今回の提携商品はセコムとの個別契約を必要としない。
入居者は低価格でセコムの24時間対応サービスを利用することができる。
緊急対処員が出動した場合、出動費用はスマサポが負担するため、入居者の追加費用負担はない。
鍵や水回りの24時間トラブル対応についてはジャパンベストレスキューシステム(愛知県名古屋市)が請け負う。
セコムの安田稔理事・コーポレート広報部長は「賃貸市場の駆けつけサービスで、今のところセキュリティサービスはマイナーだが、『スマサポクラブ』をきっかけにサービスが広がることに期待している」と話している。