1月17日、日本で最初の「リースバックサービス」の協会団体である一般社団法人日本リースバック保証協会(東京都地千代田区)が設立した。
サービス低下や悪質業者の防止図る
代表理事はハウスドゥ(東京都千代田区)の冨永正英取締役、理事は司法書士法人ミナト法務事務所(東京都港区)の重本敏志代表と森岡章江大阪事務所代表が務める。
「リースバック」の健全化を図り、社会および日本経済の発展に寄与することを目的とする。業界に必要な規範規定・調査研究・広報・相談などの活動に併せ、「利用者への情報提供と注意喚起」を持続的に行い、消費者保護を目的に活動していく。
「リースバック」は、自宅などの所有不動産を売却した後も、賃貸借契約を締結することでそのまま住み続けることができ、まとまった資金を得られるサービスだ。持ち家比率の高い高齢者を中心に、老後の生活費や相続問題回避のための手段として関心が高まっている。消費者は、不動産活用の選択肢が増え、状況やニーズに応じたサービスを受けることができる。