アメニシティ、管理エリアを絞り業務効率図る

　管理戸数330戸のアメニシティ(東京都板橋区)は、賃貸管理において業務効率化を図っている。エリアを限定し、管理物件はすべて専任媒介契約を結ぶことで、2人の社員で対応できるようにしている。

社員2人で330戸管理

　同社は店舗から3km圏内の物件を管理している。自転車で行ける範囲に限定することで効率よく巡回できるほか、トラブルが発生したときにもすぐ駆けつけることができるからだ。管理を委託しているオーナーの中には、大手の管理会社から同社に管理替えを行った人も多いという。

　「広範囲で物件管理を行う大手の管理会社だと対応が遅く、不満を持ったオーナーが同社に管理替えすることもある」。こう語る山口輝成社長は、管理物件の全オーナーと専任媒介契約を結ぶことで業務効率化を図っている。