ハウジング・サポート・センター、広島・因島で空き家バンク運営

各分野の専門家が対応

　NPO法人ハウジング・サポート・センター(広島県尾道市)は、尾道市から委託を受け因島(いんのしま)地区で空き家バンクを運営する。運営開始から約4年で、空き家の登録数は110件を超えた。空き家所有者と希望者のマッチングのほか、定住促進のため移住者コミュニティーの形成も進めている。

　事業内容は、住宅の改修相談や空き家の管理など。メンバーは設計事務所や工務店、設備会社などの建築事業従事者、司法書士の合わせて10人からなる。住宅分野での地域貢献を目的として、2004年に設立。20年5月から、因島地区で空き家バンクの運営を開始した。