約2500戸を管理するオセアンハマ住(神奈川県横浜市)は2019年10月に『東戸塚』店をオープンした。JR線「東戸塚」駅から徒歩3分の立地にある路面店だ。本店と『戸塚駅前東口』店はビルの中に入店していることから、3号店を人目に付きやすい路面店に出店し来店客の対応に注力していく。
路面店で来店客の対応に注力
10月のオープン以来、管理会社の変更や投資用物件の購入を検討しているオーナーが来店し、営業スタッフが対応。来店客の中には「近くに来たから」と気軽に立ち寄るオーナーもいる。同社の藤田拓也社長は、「気軽に立ち寄れる店舗を目指している」と語る。
路面店のオープンでオーナーとの新密度が深まり、管理会社に対する満足度も上がれば、継続的な管理の委託につながるほか、高齢になった親が物件を相続した子供に同社を紹介することになれば、世代を超えて関係を築いていくことが期待できる。
同社は横浜市戸塚区の物件を中心に管理しており、管理を委託されているオーナーの数は300人以上だ。
ここ3年間の管理戸数は横ばいだが、19年は保育施設や学習塾など、テナントの仲介件数と管理戸数が伸びたことで売り上げは前年を上回る見込みだという。現在、テナントは約400戸管理している。