築43年の団地改修案を発表

明海大学

その他|2017年02月10日

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入居者間の交流企画に注目集まる


明海大学不動産学部は1月23日、明海大学浦安キャンパスで『不動産管理演習』の成果発表会を行った。

課題は千葉市花見川区に立つ築43年・37棟990戸の団地のうち、エレベーターなしの4階と5階にどのようなリノベーションをすれば再生に貢献できるかアイデアを発表し合うもの。
一人当たり4分の発表を20人が行った。
西小中台団地の管理組合理事や一級建築士事務所のブルースタジオ(東京都中野区)大島芳彦専務、マンション総合コンサルティング(東京都中央区)の廣田信子社長らが参加した。

評価はアイデアの内容に加え、資料作成や発表態度から総合的に判断。
1位はひとり親世帯が再婚できるイベント開催を提案した大賀茂さんだった。
次いで、DIY型賃貸として募集し、入居者が自分で改修できるよう講習も行う企画の今川史野さん、3位は外国人に住んでもらい、地域住民に英語を教えることで、交流を生み出す提案をした藤木博崇さんが選ばれた。

大島専務は「団地内にすでにあるコミュニティを考慮した改修が必要だ。老人や学生、子育ての接点をつくる提案が求められる」と話した。

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