グローバルセンター、リノベ関連人材を積極登用

　香川県高松市を中心に1万4185戸(9月末時点)を管理するグローバルセンター(香川県高松市)は、インテリアコーディネーターを起用したリノベーションを企画。家賃を平均5000円上げることに成功している。

受注伸長、リピーター4割

　従業員は163人。うち、工事部に所属する5人と、施工管理担当の2人、インテリアコーディネーター1人の計8人がリノベ提案の実務を担当する。インテリアコーディネーターに加え、リフォーム会社や住宅メーカーの出身者など、リノベに関連する経験を持つ社員を登用している。

　管理物件は築20年以上が2割を占める。家賃の低下を防ぐべく、2022年よりリノベの提案に注力している。

　22年には約40件のリノベを受注。23年は1〜9月で45件と件数を伸ばす。工事は、元請けとして受注する。個人事業主を中心に工務店や卸業者約10社と提携しており、キッチンや風呂の取り換えを行う際には分離発注している。平均受注額は120万円。