太陽光発電は2年連続で引き下げ 再生エネ買い取り価格10キロワット以上は34.56円に

2014年03月11日

 2012年にスタートした再生可能エネルギーの買い取り制度にあわせ、賃貸市場では、アパートやマンションの広い屋根、遊休地などに太陽光発電パネルを設置する投資家が急増。「20年間の固定買取」「1キロワットあたり、40円(12年度、産業用)」という好条件が、普及を後押しした。

 このたび発表された2014年4月1日以降の買い取り価格は、家庭用の太陽光発電が37円(税込み)、産業用が32円(税別)となり、2年連続の引き下げとなった。下げ幅は、産業用で4円。一方で、風力は値上げ、地熱やバイオマスは変わらないなど、太陽光とは対極の結果に。太陽光への集中を是正し、太陽光発電以外の再生可能エネルギーの普及を促す動きと見られる。

 東北エリアを中心に太陽光発電の販売・工事においてトップクラスの実績を持つ創造ホールディングス(宮城県仙台市)の池脇重成副社長は、今回の買い取り価格決定に際し、次のようにコメントした。

「10キロワット未満37円(税込み)は、期待通りでした。国からの補助金がなくなりさらに、買取価格も大幅に下がってしまったらダブルパンチとなるところでしたが、何とか持ち応えられそうです。しかし消費税増税がありますから、今後、厳しくなる状況は見えています」

 さらに、下げ幅の大きかった産業用に関しては、「10キロワット以上の買取価格32円(税別)は、メガクラスよりも小中規模クラスが苦戦しそうです」と予測。メガクラスと比較し工事費用が割高になりがちな中小規模への打撃は大きいと語った。「買取価格算定委員会では、規模に応じて買取価格を分ける案も出たようですが、実現はしなかったようです。これからは、儲け話という安易な営業手法ではなく、太陽光発電システム本来の魅力を理解していただけるような提案をすべく販売者側の姿勢も問われていくと思います」。

検索

アクセスランキング

  1. ミヨシアセットマネジメント、既存賃貸をホテルへ部分転用

    ミヨシアセットマネジメント

  2. 東京都、空き家のリノベコンテスト

    東京都

  3. 熊本地震 前回経験生かし対応

    明和不動産,コスギ不動産,アズマシティ開発

  4. 大阪府松原市、家賃・住宅購入補助の効果鮮明

    大阪府松原市

  5. 日本シェアハウス連盟、消費者庁と意見交換

    日本シェアハウス連盟

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ