穴吹工務店(香川県高松市)および子会社のエイシィカンパニーグループ、穴吹ハートレイは11月24日、会社更生法の適用を申請した。負債総額は3社合計で約1509億円。
穴吹工務店は昭和36年設立。分譲マンション「サーパスマンション」を展開、供給戸数は1294棟約7万5000戸に上る。全国的なマンションデベロッパーとして存在感を増してきていたが、昨年9月のリーマンショックを機に分譲マンション事業の利益率が低下。再編計画を進めていたが、販売戸数の減少、資金繰りの悪化により事業継続が困難な状況となった。
穴吹工務店は中・四国における賃貸住宅供給の大手でもあった。2009年の本紙賃貸住宅建築ランキングでは、年間供給戸数53棟608戸で中・四国1位。グループ会社である穴吹コミュニティでは、賃貸管理も行っていた。2009年管理戸数ランキングでは、1万392戸で全国72位。
穴吹コミュニティは24日、同社は会社更生法の申立を行っておらず、管理業、不動産事業、物販などの業務を従前通り継続する旨の文書を発表している。
中・四国では賃貸住宅の主要供給会社の破たんが相次いでいる。これまでに倒産したのは、キョーエイ産業、ジョー・コーポレーション、みどり建設興業など。穴吹工務店倒産の地元経済への影響は大きく、再建の行方に注目が集まる。





