9月にバンコクで説明会を実施
投資用中古マンションの販売、賃貸管理を行うランドネット（東京都豊島区）が、タイで中古マンション売買事業を開始した。
同社によると、日本の投資用中古マンション売買をメーンに行う会社として、タイ進出は業界初だという。
同社が扱う中古ワンルームマンションは価格帯が５００～７００万円ほどで比較的少額から投資が可能な物件を取り扱うことから、タイ人の投資家にも訴求しやすいと判断。
また、東南アジアの中でも、経済規模はトップクラスであり、今後さらなる市場拡大の余地があること。
同社の今後の東南アジアでのビジネス展開を考えたときに、地理的に東南アジアの販路拡大のハブとして適していることも大きいという。
９月２６・２７日には、タイの首都バンコク市内でタイ人投資家・富裕層に向けて日本の不動産投資に関する認知度向上を目的としたセミナーを開催。
タイの富裕層向けに、日本の不動産市況、二国間の取引慣習の比較、物件の選定方法などを紹介。
日本の不動産を活用した資産形成法の提案をした。
セミナーの際には具体的な物件の紹介も行い、売買取引につなげていくという。
同社は、これまでにも、台湾・中国の投資家に向けて、日本の収益不動産の売買仲介を行ってきた。
昨年４月に現地法人を立ち上げ１１月には台湾で事業所の営業を開始。
台湾では月に２回、１日２～３回セミナーを行い、６０人ほど台湾人投資家が参加するという。
