最盛期には年商377億円を記録
2月25日、愛媛県松山市を基盤に賃貸マンション営業に注力していたジョー・コーポレーション(愛媛県松山市)が代理人弁護士を通じて債権者に債務整理の開始を通告、事実上、倒産した。
同社は昭和25年6月、中岡組として創業され公共工事を主体に事業展開。
平成3年に自社ブランドの賃貸マンション第1号を竣工させたのを機に、土地活用事業を中心に据えたビジネスにシフトした。
その後、分譲マンション事業をスタートさせ、平成12年にジョー・コーポレーションに社名変更。
四国全域をはじめ中国地方や首都圏、九州などにも進出を果たし、平成18年には売上377億円を記録した。
株式公開に向けた準備を進める中、建築基準法改正に伴う着工遅れが相次いだ上、分譲マンションの売れ行きが低迷し急激に業績が悪化。
さらに追い打ちをかけるようにリーマンショックの影響で不動産業界を取り巻く環境が悪化したため平成21年1月に民事再生手続きの開始を申し立て、9月に認可された。
平成24年9月に民事再生手続きを終結し、建築工事を主体に50億円前後まで売上を回復させていた。
しかし、低価格での受注や建築コストの上昇で再び資金繰りが悪化し、2月10日にテナントビル・賃貸マンション事業を他社に譲渡し従業員20名が異動。
残りの従業員80名は2月末をもって解雇された。





