階段室上が避難所スペースの賃貸住宅発表

大和ハウス工業

その他|2015年06月25日

津波発生時の減災を提案


大和ハウス工業(大阪府大阪市)は6月17日、緊急避難スペースを階段室の屋上に備えた賃貸住宅「セジュール オッツW―ev(ダブリューイーヴイ)」を、防災の日の9月1日に発売することを発表した。

同商品は、南海トラフ沖地震などを想定して開発されたもの。
高さ約10mの鉄骨ラーメン構造の階段室をタワーとし、屋上部分を非難スペースとして利用する。
非難した入居者がヘリコプターから視認しやすいように、屋上部分には緊急避難を知らせるSOS幕や発煙筒、ラジオ、ロープなどを完備する予定。
住宅部分は津波の被害を抑えるために、水の流れを堰き止めにくい間取りになっている。
また、外構には津波と一緒に流れてくる漂流物が建物に当たらないようにブロックウォールを設けている。

堀福次郎常務は、「強度を保つため建設費用が従来の商品より650万円ほど高くなるため、利回りも若干下がってしまいます。しかし、災害時の安全性が入居率の向上に寄与すると思います。大規模災害時に人命を守る住宅を普及していきたい」と語った。
なお、商品は、津波の浸水が最大5m以下を想定している沿岸部や臨海部などの土地オーナーを対象に販売していく。

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