トーセイ(東京都港区)は、不動産流動化事業の新事業として「中古マンション再生投資プロジェクト」を開始する。
このプロジェクトは、賃貸マンションを1棟で取得し、エンドユーザーに分譲するというもの。入居中の居室はそのまま運営を続け、空室はバリューアップしてエンドユーザーに実需向けとして販売する。インカムゲインとキャピタルゲインの双方を得ることで、安定的な収益確保を目指す。
9月1日には第1号案件として「ルネ鎌倉 植木」(神奈川県鎌倉市)を取得。1994年竣工、RC造、全83戸の高級賃貸マンションで、8割以上が稼働している。同社は外観、共用部分の改装・修繕、植栽の再生のほか、エコ設備の追加や空室のバリューアップを施し、1室ずつ区分所有でエンドユーザーに分譲販売する予定。販売は2010年11月期以降を予定している。販売価格は現在検討中だという。
トーセイは不動産流動化事業、ビル・マンションの開発を行っている。不動産市況・資金調達環境の悪化から仕入れを控えていたが、市況の変化を受け取得を再開。中古マンション人気を背景に、新事業に乗り出した。「中古マンション再生投資プロジェクト」は、都内を中心にシリーズ化を考えているという。
2号目以降の案件は、「ルネ鎌倉 植木」の販売状況などを見ながら検討していく。





