東急不動産(東京都渋谷区)は、商業施設・オフィス等を投資対象とするリートを組成し、2012年度中の上場を目指す。上場時には1000億円の資産規模を目指す。
昨年11月に新リートの資産運用会社「TLCタウンシップ株式会社」を設立。昨年中から運用を開始している住宅特化型リートのコンフォリア・レジデンシャル投資法人とあわせて東急不動産単独スポンサーによるリート事業のフルライン化を目指す。なお、住宅特化型リートの上場時期は未定。
TLCタウンシップは東急不動産100%出資会社。代表は熊倉隆治氏。
新リート設立に合わせて、東急電鉄とともにスポンサーとなっている東急リアル・エステート投資法人(東急REIT)の投資口3920口、および、資産運用会社の株式を東急電鉄に譲渡し、東急リートのスポンサーを東急電鉄に一本化することを発表した。