サカイ創建(愛知県小牧市)グループの介護事業者イーケア(同小牧市)は、10月に住宅型有料老人ホームと小規模デイサービスを組み合わせた「イーケア小牧」を小牧市内に開設する。
介護職員による24時間体制のサポートのほか、日中は看護師も配置する。提携病院の24時間対応型在宅診療が受けられるため、医療依存度の高い人でも可能な限り受け入れる。介護スタッフ、看護師、理学療法士のチームによる「生活リハビリ」も提供し、寝たきり状態になるのを極力防ぐ。全室30室、入居時に必要な費用は32万円(うち12万円は敷金)、毎月の費用は家賃、管理費、食費あわせて15万9000円。
イーケアは2010年9月設立。サカイ創建は5年ほど前から高齢者向け施設・住宅の建築を手掛ける機会が増えていたが、施設運営は外部の介護事業者に託してきた。しかし、「より良い高齢者福祉施設をつくるには、自らが運営事業者となって研究する必要がある」と、介護事業者をグループ内に立ち上げた。社長の酒井明俊氏(サカイ創建社長)と介護事業部の山村正英本部長はサカイ創建出身だが、他のスタッフは介護事業や高齢者向け施設の運営経験者などを募集した。今年7月に訪問介護と居宅介護支援の事業所をオープンしているが、同社が運営事業者となる有料老人ホームは「イーケア小牧」が初めて。
山村本部長は、イーケア立ち上げ前はサカイ創建の営業統括本部長を務めていた。高齢者施設や介護事業の経験ゼロからの出発だったため、イーケアの設立が決まった時には、ヘルパー2級の資格を取得のための勉強から始めたという。「当時、社内で8人がヘルパー2級の資格を取得しました。イーケアの事業に直接関わらない地主営業担当者や総務の担当者もともに勉強したので、社内での介護事業に対する理解度を深めることができました」
イーケアとサカイ創建では今後、土地活用として新築の高齢者福祉施設を地主に提案するほか、古い賃貸住宅や一戸建てをグループホームなどに改築する提案も行っていく。
イーケアでは、9月30日(金)から10月2日(日)にかけて、「イーケア小牧」の現地内覧会を開催する予定。施設自慢の食事を体験することもできる。





