電子署名サービスを提供するドキュサイン・ジャパン(東京都港区)が開催したオンラインイベントの中で、業界の有名経営者2人がパネルディスカッションに登壇。DX(デジタルトランスフォーメーション)によってこれから賃貸住宅ビジネスはどう変わっていくのかについて語った内容をレポートしていく。
「デジタルに変えなければ生き残れない」
ドキュサイン・ジャパンが11月26日に開催したオンラインイベント『Docusign Digital Day(ドキュサインデジタルデイ)2.0』には約3400件の登録があり、関心の高さをうかがわせた。午前と午後の部に分かれ、午前の部では不動産業界での同社のサービス導入企業による発表などを行った。そのうちの目玉企画が、APAMAN(アパマン:東京都千代田区)の大村浩次社長とミリーヴ(熊本市)の川口雄一郎会長によるパネルディスカッションだ。モデレーターを本紙編集部の河内鈴が務め、賃貸ビジネスのデジタル化の実績や、これからDXが進む中、賃貸業界はどのように変わっていくかについて、お互いの意見をぶつけ合った。