95%の高稼働率で利回り14%超
八ヶ岳総合不動産(山梨県北杜市)は、移住者需要の高い北杜市で売買仲介をメインに不動産事業を展開する。2024年からはトランクルーム事業も始め、移住者の引っ越しニーズに応える。
北杜市は総務省による25年の市区町村別人口動態で、転入者が転出者を122人上回る転入超過になるなど、2拠点居住を含め移住者による高い不動産需要が存在する地域だ。しかし、賃貸住宅の数は限られており、多くの移住者は住宅を購入し、引っ越す必要がある。
賃貸住宅が不足している市況のため、賃貸住宅の募集を自社ホームページに掲載すると1カ月程度で入居者が決まるという。中には1日で申し込みが入った物件もある。 同社は24年4月期に、売買仲介を47件、賃貸仲介は15件を手がけた。
同社は新たな土地活用として、24年11月からトランクルーム事業を開始。土地代込みで2200万円を投じ、17室を整備した。専有面積は3.2~8.2㎡で、賃料は1万4000~2万8000円。表面利回りは14.7%だ。
同社が提供するトランクルーム
移住時の家財保管など短期利用の需要を取り込んでおり、稼働率は高い月で95%に達する。
白倉繁社長は「市内で車用ガレージを運営している人たちを見て、移住者向けに家具の一時保管場所として提供すれば需要があると考えた。10年でコストは回収予定」と話す。
八ヶ岳総合不動産
白倉繁社長
(2026年9月21日17面に掲載)





