賃貸業界関係者400人参加
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(以下、日管協)の直前会長で明和住販流通センター社長の塩見紀昭氏の黄綬褒章受章祝賀会が、10月14日に東京都内のホテルで開催された。会には業界関係者を中心に400人ほどが参加した。
冒頭では祝賀会の発起人代表として、日管協の西田光孝会長があいさつした。「塩見氏の日管協の会長就任と同時に賃貸住宅管理業法が施行され、法令の周知と順守の徹底を進めるという重責を担われたが、協会内外に向けて見事にその役割を果たされ、会長在任の6年間で日管協の会員数は1.6倍にまで増加した」とその功績をたたえた。
来賓として招かれた日本維新の会の顧問で衆議院議員の前原誠司氏は祝辞で、「塩見前会長には四つの功績がある」と述べた。一つ目は賃貸住宅管理業法の周知について魂を込めて取り組み、協会の会員登録を推進したこと。二つ目は賃貸住宅メンテナンス管理士の資格制度によって安全な建物管理に注力したこと。三つ目は生活弱者の方たちに向けた住まいの提供に必要な実務のマニュアル化、そして四つ目は全米アパートメント協会との友好協定や若年層2000人への調査を踏まえた業界コンセプト『快適な暮らし心地をつくる』を策定したこと、広く社会貢献されてきたことを挙げ、貢献度の高さを伝えた。
祝賀会で行った鏡割りの様子
こうした祝辞を受けて塩見氏は、次のように話した。「私が大切にしている言葉に中国のことわざ『飲水思源』がある。『この井戸を誰が掘ったのかということを常に思いなさい』という素晴らしい言葉だ。つまり、今、私がここにいるのは私の力だけではなくて、先人の方や仲間の皆さんがいるからこそなんだと思う。もう一度そのことを心に刻んでこれからも精進していきたいと思っている」
塩見氏は行政をはじめとした各機関と連携を深め、日管協の活動の中で、賃貸住宅市場の整備や発展に尽力した。こうした点が評価され、黄綬褒章を受章した。
(2026年11月2日2面に掲載)





