ブルースタジオ(東京都中野区)は同一オーナーの賃貸物件、母屋が複数建ち並ぶ建物群の再生を企画・監修した。竣工した建物群「U&Me komichi(うめこみち)」は2月1日から順次入居を開始した。
物件は京急本線・梅屋敷駅から徒歩7分の場所にある。敷地には、元々築80年の母屋のほか、築60年の長屋1棟4戸が立っていた。同社は既存長屋をスケルトン状態にし、耐震改修・断熱工事を含むリノベーションを行った。4戸のうち、上下の2戸をつなげ、メゾネットタイプの1LDK(39・74平方m)2戸へと間取り変更した。その両脇には木造1LDK2戸(各59平方m)の戸建て賃貸と1LDK(50・51平方m)の長屋賃貸2棟を新築した。また、隣接する築30年の賃貸マンションは、外装、デッキ、ポストなどの共用部分を長屋などの雰囲気と合わせてリフォームした。もともとあった駐車場は約200平方mの広場として作り直し、母屋、既存物件、新築の物件計5棟を、広場を囲むように配置した。
「敷地の中心にある広場は、地域住民や入居者が交流するコミュニティの場として活用することを想定しています」(同社大島芳彦専務)
リノベーション後、既存長屋は月額賃料を3万8000円~4万円から10万7000円へと値上げした。新築の長屋の賃料は12万2000円~12万8000円、新築戸建ては賃料15万5000円と設定。
昨年9月から同社のサイト内で物件のリリース情報を掲載しており、内覧会には30人が参加した。すでに新築長屋の2戸と、改修長屋の1戸は申し込みが入った。入居者は新婚の夫婦2組と、単身の女性で、いずれも30代~40代。1組は「共用部分の広場と部屋の広さが気に入った」と言って入居を決めたという。
「20代後半から30代のDINKSか小さい子持ちのファミリー層をターゲットにしており、狙い通りの層が入居しました」(同社大島芳彦専務)





