ホテル特化型のJ--リート、ジャパン・ホテル・リート投資法人の資産運用会社、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ(東京都渋谷区)は、「ホテル京阪ユニバーサル・シティ」と「ホテルサンルート新橋」の2物件の取得を決定した。国内外からの観光客増加を見込み、ホテルの新規獲得を推し進める。
同社は、総人口の減少や少子高齢化問題が進む日本において、成長が期待できるのが外国人旅行客と判断。前者は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルホテルのひとつ。平成26年に「ハリー・ポッター」をテーマにした新アトラクションがオープン予定で、年間来場者数が1000万人を超えると期待されている。取得価格は、60億円の予定。後者は、JR新橋駅から徒歩4分に位置するビジネスホテルで、レジャー、ビジネス双方の集客が見込めるとしている。取得価格は48億円を予定している。