パナソニック・富士通が高齢者見守り共同実験

パナソニック,富士通

その他|2015年07月08日

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エアコンとセンサーを駆使した独自システム開発


パナソニック(大阪府大阪市)と富士通(東京都港区)が共同で高齢者住宅を対象にした見守りサービスの実証実験を開始した。

見守りの仕組みは、パナソニックのクラウドサービスと接続したエアコンから取得した室内の温湿度情報と、富士通が開発したセンサーがキャッチする入居者の在不在、睡眠、覚醒状態のデータを見守りシステムに集約し、介護職員が確認できるようにするもの。

入居者ごとにアラートの基準を設置し、在室時の熱中症危険温度など基準を超えた場合、通知する仕組みや、空調を自動制御する仕組みも取り入れている。

実証実験は、パナソニックグループが運営するサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス豊中庄内栄町」を利用して1年間行う。
その後、検証を行い、高齢者住宅向けに2016年度中のサービス提供を目指す考えだ。

大手電機メーカーによる既存技術を応用した見守りサービス開発が進んでいる。
シャープ(大阪府大阪市)は、テレビを使った見守りを2013年実用化している。

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