物件購入希望者への情報提供サイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都港区)は、売買物件の無料掲載サービスを開始した。従来まで売買物件の情報サイトでは、物件の掲載数に応じて料金が課金される仕組みとなっていたが、一方で出稿側である不動産会社の予算に応じて掲載物件数が限られていたこともあり、ユーザーへの情報量が限定されてしまっていた。
そこで今回、採用されたのが「反響課金型ブラン」サービス。これは掲載物件にユーザーからの直接問い合わせた発生した時点ではじめて課金される仕組みとなっており、原則として掲載物件は初期費用や月額固定料金を不要としながら、無制限に物件を掲載することができる。
現在「楽待」には月間ベースで住宅用売買物件約800件、投資用売買物件約1500件が登録されている。同社では今回の「反響課金型プラン」の導入により、12月までに住宅、投資用のそれぞれで1万件、5000件の月間物件登録を見込んでいる。