プライベート公開で不信感を払しょく
2017年5月から不動産エージェントの紹介事業『fudopa(フドパ)』を運営しているALPHACREATIONS(アルファクリエイションズ:東京都港区)。不信感を持たれやすい不動産業界で、消費者が信頼できるエージェントを見つけることができるようにサイトを立ち上げた。
サイト上で紹介しているエージェントは現在30人。費用は、登録時の10万円と成約時に報酬金額の3割が紹介料として発生する。首都圏が対象エリアで、賃貸・売買仲介、土地活用、注文住宅まで幅広い分野に対応できる。特徴は仕事以外のプライベートな情報まで紹介している点だ。エージェントは、出身地や経歴、生年月日などの基本情報に加え、家族構成や趣味などを載せている「自分の情報を公開することで他者からの信頼を得やすい。さらに趣味や出身校が同じだったりすると、ユーザーが親近感を抱くきっかけにもなる」と小俣征之社長は理由を説明する。