物件情報サイト東京R不動産の運営やリノベーション・新築設計企画を行うスピーク(東京都渋谷区)では、10月上旬に戸建て住宅を2戸の賃貸住宅に変更する画期的なリノベーションを完成させた。
同社が手掛けたのは、東京都内にある築60年を超える2階建て木造住宅。敷地面積約320㎡、専有面積約130㎡で、1戸で貸すと相場家賃から月額家賃は30万円を超えてしまうため、入居者獲得は困難だった。
そこで、専有面積65㎡の住戸2戸に変更して貸し出すことをオーナーに提案。坪単価44万円でリノベーションを行った。「明るい空間づくり」に注力したプランは、室内を全体的に白でまとめ、2階の天井や部屋を分ける壁も取り除き、開放感を演出。階段部分の壁にはシルバーメタル塗料を採用して、2階の窓から入る光を1階でも取り込めるようにした。入居対象としてSOHO、DINKSを想定した。
敷地の半分を占める庭も二分。植栽はほぼそのまま残し、四季を感じることができる点も特徴とした。家賃は24万5000円(駐車場代込み)で募集。現在5件の申し込みが入っている。
同物件は所有者が高齢で広い戸建てよりもマンションの方が生活しやすいという考えから、住み替えを検討していたという。ただ、手放したくなかったことと、空き家の状態にすると建物の老朽化が加速するとあって、賃貸を希望し、同社に今回依頼した。





