不動産取引・鑑定業を営む東京楽地(東京都大田区)は、成功報酬型の不動産鑑定評価の試験運用を3月末まで実施する。同社の田口伸八郎社長によれば、違法建築など、特殊要因を持つ不動産についての依頼が発生したことがきっかけ。依頼者の経済事情により、違法鑑定を強いられることがないよう、成功報酬型でひきうけた。この成功を受けて、今回の実施に至った。
成功報酬型であれば、今まで受託できなかった案件も受けることができ、また依頼者からの拘束がないため、説得力のある説明性の高い評価書を仕上げることが可能となる。報酬は従来の案件の1・5倍ほどを予定している。
任意売却の際は債権者・債務者双方の利益が最大化できるという。田口社長は「すでに売主・買主は合意していても、金融機関が認めないケースが多いです。金融機関は不動産の相場や価値にそこまで詳しくはありません。金融機関や税務所を納得させられるような公正な評価が必要です」と任意売却時の鑑定評価書の重大さを語る。





