ビジネスとアートの密接な関係 感性で入居者ニーズを掘り起こす

【連載】プロパティマネジメントで切り開く未来 第156回

管理・仲介業|2022年03月17日

【鷺宮ラウンジ】上:改装前 下:改装後

 「アート思考」とか「デザイン思考」という言葉を聞くようになって久しい。米国ニューヨークのビジネスマンがよく美術館に通っていて、ビジネススクール(経営大学院)もいいが、アートスクール(美術大学の大学院)での勉強を勧められることが多いとのこと。ハーバード大学、スタンフォード大学、コロンビア大学など、アメリカのトップランクの大学の医学部では、アートを導入した授業が導入されていて、絵画鑑賞を積極的に行っているらしい。このプログラムを受講すると、視覚に基づいた診断のスキルが著しく向上するという結果が得られているという。

「心地のいいもの」に触れ、自分の好みを知る

 日本では「美術」というと、何か「教養」とか「お稽古事」のような周辺的な文化として考えられがちだが、美術によって創造性などアートを生かした問題解決法を学ぶことができると考えられている。最近の研究では、「創造性を高めると学業の成績も上がる」という結果も得られているようだ。特に「思考力」「判断力」が向上するという。そして、創造性は訓練で高まるそうだ。

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